Let’s Go 2016.

2016年は、皆さんにとってどのような一年でしたでしょうか。

筆者は、今年の4月から東京に上京したのですが、渋谷駅内を駅員さん2016年は、皆さんにとってどのような一年でしたでしょうか。筆者は、今年の4月から東京に上京したのですが、渋谷駅内を駅員さんなしで動けるようになりました…!

そんな話は置いておいて…。2016年、いろんなことが起きましたよね。政治ネタから芸能ネタまで。思い起こせばいろんなことが頭の中に浮かんできます。「ゲス」、「不倫」、「不正」、「逮捕」、「解散」とツラツラと頭の中に出てくるこのネガティブワードたち。たしかに、例年に比べて「暗い」ニュースが多いようにも感じる2016年でしたが、たくさんの「明るい」ニュースもあります。しかし、それがどこで何が起きたのか、あまりイメージできていないのではないしょうか…。

というわけで。今回は、ニュースや新聞の一面を飾った「あの出来事」が起きた「あの場所」を巡る企画。題して「2016年、政治が動いたあの場所へ行く」です。

伊勢志摩サミット

5月26・27日に世界中の「政治オールスター」が集った会議がありました。主要7カ国(G7)の首脳が集まった会議、伊勢志摩サミットです。このサミットは、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダで順番に毎年開催しています。日本がサミットを開くのは、2008年の北海道洞爺湖サミット以来8年ぶり。1975年にカナダがいないG6で始まり、76年にG7になりました。98年にロシアが加わりG8なりましたが、クリミア編入問題で批判を受け、2014年3月にロシアを除くG7に戻りました。ちなみに、開催された三重県志摩市は志摩スペイン村で有名ですが、スペインはサミットに参加していません(ここ重要)

サミットでは、国際社会が直面するいろんな地球規模の課題について、首脳は一つのテーブルを囲みながら、意見交換をすることでみんなが納得する答えを生み出し、物事を決定します。首脳は、日本:安倍総理(議長)、米国:オバマ大統領、フランス:オランド大統領、ドイツ:メルケル首相、英国:キャメロン首相、イタリア:レンツィ首相、カナダ:トルドー首相、EU:トゥスク欧州理事会議長及びユンカー欧州委員会委員長です。そうそうたるメンバーですね。これだけのオールスターが揃うというのは、野球界でいうとメジャーリーガーのベストナインが東京ドームに集まる、そんなイメージでしょうか。

http://www.asahi.com/sp/

http://www.g7ise-shimasummit.go.jp/summit/qaa.htm

 

オバマ 広島訪問

5月27日、アメリカ政治の歴史を動かす出来事がありました。オバマさんが現職のアメリカ大統領として初めて、広島の平和記念館を訪問しました。修学旅行や社会見学で広島の平和記念館は関西にお住いの方は行ったことがあるのではないしょうか。あの場所にオバマさんも行った、というお話です。

ホワイトハウスによると、オバマさんは「核兵器なき世界の平和・安全保障を求める継続的コミットメントを求める」ため広島をご訪問。この出来事は海外のメディアにも大きく取りあげられました。アメリカ大手メディアのCNNは「広島訪問は歴史的」、イギリス大手メディアのBBCは「永遠の誇りとなる」と評価しました。なぜオバマさんの訪問がこれほどのニュースになったのでしょう。

実はアメリカでは、原爆投下は早く戦争を終わらすために必要な手段だったとする意見が根強くあります。そのため、アメリカとしては原爆投下に対して謝罪を表明するつもりがないのが通説。しかし広島訪問は暗黙の謝罪、あるいは、核の恐ろしさの認識を示すこととなります。だからこそ「オバマさんの広島訪問」は大きく取り上げられました。広島訪問を終えたオバマさんは帰りの飛行機の中で「広島に来て良かった、移動する際にも多くの市民が沿道で見送ってくれたことに感動した」と言ったそうです。ちなみに、オバマさんが折った鶴の折り紙は、平和記念館に所蔵されていますので、ぜひぜひ足を運んだ際は見てみてください。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/sp/400/246922.html

演説全文

http://www.jiji.com/sp/v4?id=obama-hiroshima0001

論点

https://matome.naver.jp/m/odai/2146294656037496001

 

イギリスEU離脱

6月23日、世界中の政治大好き芸人の度肝を抜かれる出来事がありました。イギリスのEUの離脱が決まった国民投票です。世界中の誰もが予想だにしなかった「結果」を受けて、世界中が驚いたこの投票。この投票で何が問題とされ、そして何が世界を「驚かせた」のか、見てみましょう。

とってもとってもざっくり言うと、イギリス人は「これ以上難民を受け入れたくない!」と主張。だから国民の意見を聞いて受け入れるか否か、決を採ったのです。(繰り返しますが、とってもとってもざっくり言ってます…!)

そもそもヨーロッパでは、ほとんどの国において、シリアやイラク、北アフリカからたくさん難民を受け入れてきました。UNHCR JAPANの定義によると、難民は政治的な迫害のほか、武力紛争や人権侵害などを逃れるために国境を越えて他国に庇護を求めた人たちを指します。ざっくり言うと、自分の命、権利を守るためにほかの国へ逃げなければならなくなった人たちのことです。難民にとってイギリスは超人気の「逃亡先」。なぜならイギリスは難民にたくさんの社会的な支援を与えてくれるからなんです。例えば、生きるために必要最低限のお金を与えたり、無料で医療施設を利用できたり、住居が与えられます。みんな「イギリス最高!!」と言うわけですね。

しかしこんなにも好都合だからこそイギリスは移民・難民を受け入れたくなかったそうです。なぜなら難民のへの支援を良くすれば良くするほど、国民の税負担が重くなるからです。基本的に、難民の衣食住の費用は、国の税金から用いられます。その税金は当然、国民が納めたもの。財政が弱っている中、自国の財政もままならない状態で、難民の受け入れ費用になってしまいます。イギリス国民が不満を持つのも当然です。

なにが世界を驚かせたのか

「僕の一票が影響してしまうなんて思わなかったんです。残留するもんだって思ってたから」

これはインタビューを受けた投票者の一人、アダムさんの言葉。彼は「自分は離脱に入れたけれど、まさかこうなるとは思わなかった。残留だとばかり思っていたので、自分の票は結果に関係ないだろうと思った」と話ました。BBCで放送された、アダムさんのこの発言は世界中に行き渡ることになりました。みんなが「ありえない」と思っていることが「ありえる」この世界。僕らの「一票」でも社会を変えてしまうかもしれませんね。

https://twitter.com/VictoriaLIVE?ref_src=twsrc%5Etfw

https://www.buzzfeed.com/sakimizoroki/whats-going-on-in-the-uk-after-euref?utm_term=.bqxZzD98G#.baMMpemxD

豊洲

豊洲市場の盛り土は一体何が問題点なのか?

東京都が抱えていた、とってもとっても大きな問題のお話。

前東京都知事の舛添さんに代わって、新しく小池百合子さんが都知事に選ばれました。就任後間もない東京都には、それはそれは大きな穴がありました。

というのも、卸売市場である築地は、老朽化や衛生管理が難しくなったなどの理由で豊洲に移そうという動きがありました。いざ東京都築地市場の移転先、豊洲市場を調べてみると、地下に盛り土がされていなく、そこに空洞があったのです。

そもそも盛り土とは、汚くなった土壌の対策としての工事方法なのですね。もともと豊洲市場は、東京ガスの土地でガスの貯蔵タンクなどがあり、その下の土壌は汚染されていたのです。それが発覚してからは、朝から晩までニュースを飾るのは「豊洲 盛り土なし」でした。ニュースや新聞を見てみると、「盛り土がない」ことが問題として取り上げられていますが、一番の問題は「盛り土するする詐欺」をしたことなのです。つまり、「盛り土やる!」って言ったのに、「やってなかった」ことが本当の問題。さらに小池さんは、誰が決定を下したのかわからないと言っています。

富山市議会

まず富山市議の不正と聞いて、ふむふむと思った方は、かなり今年の政治を見てこられた方だと思います。でも実は、ヤフーやLINEニュースになるくらいの「大事件」が富山市で起きたのです。

実は、富山市では11月、市の政治家がウソをついてお金(税金)をもらっていたのが発覚しました。しかもそれが組織ぐるみの犯行で、12人も悪事を働いたために政治家を辞めたという、そんな事件が起こりました。

そして、彼ら12人はどんなウソをついていたかというと、「政務活動費」と呼ばれる政治家が活動するときに係る事務的な費用(ボールペンとかプリンタ―代とか事務所の家賃など)を必要以上に請求し、実際にかかった分以上の「余分なお金」を自分のポッケに入れていたのです。政務活動費は税金から支払われているため、ウソをついて税金を使い込んだ議員さんたちが悪いことをした責任をとることになってしまったのです。ちなみに、昨年号泣会見で有名になった議員さんは、ウソをついてこの政務活動費をもらっていたことで政治家を辞めています。彼が12人も居たのかと思うと富山市議会…恐ろしいです。

この政務活動費、身近なところで例えてみると、学校での部費に相当します。部活するときに学校から少しお金の補助が出ることは皆さんもご存じの事と思います。そのお金でサッカーのゴール買ったり、コーン買ったり、はたまた部室の電気代等を払っていますよね。そういった部活動をしていくうえでどうしてもかかってしまう必要なお金(経費)の政治家版が政務活動費なのです。でもこの政務活動費、「めっちゃ金かかってるから、くれっ!」って嘘つくのってありえないですよね。例えるならば、母親に1000円もらっておつかいに行き、払ったお金の額をちょろまかして自分でいくらかせしめちゃうことと同じことです。

ということで市民の怒りを買い、悪いことした市議は辞めさせられることになっちゃんたんですね。当然の帰結です。

 

アメリカ

11月8日に行われたアメリカ大統領選挙。全世界の予想を裏切って、共和党のドナルド・トランプ氏が勝利。政治家経験のないスーパー実業家(日本で言えば、孫正義さんの口が悪くなったようなイメージでしょうか)が次のアメリカ大統領に選ばれることになりました。

日本も含め、どの海外のメディアを見ても、そのほとんどが「ヒラリー・クリントンの勝利」としていましたが、その予測は大外れ。ブレグジットと同様、「ありえない」とされていることが現実として「ありえる」こととなりました。

ドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏に勝利した夜。なんと、「トランプ」と検索した人は7月のピーク時に「参院選」と検索した人の5倍に上りました。これはすなわち、トランプのことを知りたい!と思っている人が参院選について知りたい!と思っている人の5倍いるということ…。海の向こうの国のリーダーを決める選挙への関心が、日本の国会議員を決める選挙よりも多い…。

そんな政治を最高のエンターテインメントに仕立て上げたトランプ次期大統領。来年1月20日に大統領に就任するトランプさんですが、移民問題やTPP、日本の安全保障がどのようになるのか目を離せません。

 

 

まとめ

バババっと、2016年を振り返ってみました。この記事では、それぞれの概要しか触れませんでしたが、何となく「あー、こんなんあったなぁ」とイメージいただければ幸いです。

ぼくたち「ぽてと」はこれからも政治のネタをおもしろく、そしてわかりやすくみなさんにお届けします。2016年、ありがとうございました。そして2017年もよろしくお願いいたします。

http://www.unhcr.or.jp/html/ref-unhcr/refugee/v

赤と白に彩られたクリスマスをレインボーに。

突然ですが、皆さんは何利きですが?また、何型ですか?ちなみに私は、右利きでA型です。筆者は、小学生のとき「ミスタアベレージ」と呼ばれていました…。どうでも良い話は置いていて、ここでちょっと豆知識を。左利きの日本人の割合は約11.5%で、AB型の人は約10%くらいなんですよ。なぜこの話をしたかと言いますと、これらの数字“ある数字”と近いのです。

身近にいるマイノリティ

電通ダイバーシティ・ラボの「LGBT調査2015」によると、自分をLGBTと認める方は全体の7.6%にあたり、日本人に占める左利き、AB型の人の割合とほぼ同じなのです。その数にして13人に1人がLGBTの方。こ人気ラーメン店に並んでいる人は十数名いるので、その中の1人はLGBTの方ということです。意外と身近にいるのですね。

というわけで今回のテーマは「LGBT」です。

 

LGBTってなに?

L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー。日本語で言うと順番に、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者。生まれたときに法律的/社会的に割り当てられた性別にとらわれない性別のあり方を持つ人、となります。日本語では、「性的少数者」「セクシュアルマイノリティ」という言葉も、同様の意味合いで用いられています。何となくニュースで聞いたことありますよね。

 

LGBTの歴史

LGBTの歴史をさかのぼると、紀元前25年から紀元前24年まで戻ります。なんて歴史が深いこと…。今から約4500年前にカーヌムホテップとニアンカーカーヌムが男性の同性愛者であることが二人の墓から確認されたそうです。今回の記事では、LGBTの歴史を知る上で切り離せない“とある事件”をご紹介します。それは1969年6月28日、アメリカで起きた「ストーンウォール事件」です。

いつもの日常が流れていたその日、ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」に突然、警察が同性愛者を取り締まるために踏み込み捜査を行い、そこに居合わせた同性愛者らが「初めて」警官に真っ向から立ち向かって暴動が発生。この事件は後に、同性愛者らの権利を獲得しようとする運動に大きなインパクトを与えることとなりました。

なぜこの事件が同性愛者らの権利獲得運動の転換点となったのでしょう。当時の現状を見てみましょう。というのも同性愛者の方は、今日ほど自由な生活がありませんでした。特に当時の法律による縛りが本当にひどいもの。例えば、「同性愛者」という理由だけで会社をクビになっても、違法とされなかったり、イリノイ州を除く全州が同性愛者間での性交渉を禁止する法律(通称:ソドミー法)を維持していたりしていました。そのため、性交渉を持ったことが明らかになった同性愛者の方は、罰金刑や自由刑を科せられていたのです。しかし、ストーンウォールでの反乱を発端に、同性愛者らへの人権獲得運動が広く行き渡りました。

 

 

その流れが政界にも

こうした運動はなんと政治の世界にまで大きな影響を。1977年、アメリカで初めて自らゲイであることを明らかにして立候補し、選挙で選ばれた公職者がいました。カリフォルニア州サンフランシスコ市の市会議員に当選したハーヴェイ・ミルク氏です。彼は当時、LGBTの方が「悪」とされていた時代に、同性愛者の権利擁立を訴えて活動していました。そんな彼はさ政治家として、“「同性愛者」という理由だけでクビにできる条例の破棄”に向けて尽力するも、1978年に暗殺されました。このようにして同性愛者・当事者による運動が世論に広まり、政治を動かし、そして社会を変えてきた。そんな歴史があるんですね。

 

日本におけるLGBT

ところでみなさん、日本でのセクシュアルマイノリティの歴史ってどうなの?って思いますよね。実は、ミルクよりも早く同性愛者であることを公表して選挙に出馬している日本人がいます。東郷健です。彼は、1971年6月21日に参議院議員選挙に出馬し、その後も、衆議院議員選挙、東京都知事選挙と出馬を重ねますが、どれも落選。結果はどうであれ、ミルクよりも早く同性愛者であることを公表して選挙に出ている人が日本にいました。

 

「同成婚」成立

そんな日本ですが、2015年4月1日、日本にも新しいムーブメントが起きました。日本で初めて東京都渋谷区で同性パートナー条例が認められたのです。当時は、ニュースや新聞で大きく報道されていたので、何となく聞いたことがあるかもしれません。もちろん、費用と時間がかかるなど指摘もありますが、社会を動かす大きな一歩となりました。他にもこのような同性での「パートナーシップ」を認める動きは、札幌市や那覇市、宝塚市、と北海道から沖縄まで広まっています。生まれた時から持っている特性により、差別されることがないような社会ができつつある、とも言われるこの動き。もしかすると黒人をはじめとする人種差別の撤廃に続く大きなムーブメントなのかもしれません。

 

各政党はLGBTに対してどう思っているの?

さて、最後に日本の政党がLGBTに対してどのような考え方を持っているのか見てみましょう。

今回は2016年に行われた参議院選挙で各政党が掲げたLGBT対策を参考に比較しました。

自由民主党「多様性を受け入れていく環境を目指す」

民進党「LGBT差別解消法を」

公明党「性別適合手術の保険適用化」

日本共産党「全自治体で同性カップル政策」

社会民主党「同性婚実現を目指す」

LGBTに触れなかった党としては、おおさか維新の会、生活の党と山本太郎となかまたち、日本のこころを大切にする党、新党改革がありました。

オピニオン

ここであるデータを。毎日新聞が行った男性同士、女性同士で結婚する「同性婚」についての全国世論調査によると、賛否を明らかにしない「無回答」が17%と多いものの、「賛成」が44%で「反対」の39%を上回りました。

 

セカンドオピニオン

賛成する理由として

「そもそも反対する理由がない」や 「誰にも平等な選択肢が用意されるべき」、「LGBTだろうと異性愛だろうと愛に変わりはない」、「人の考え方も愛し方も十人十色。それを否定する権利は誰にもない」などの意見が挙げられています。

一方、反対する理由として

「同性愛者には子どもが出来ない。日本の少子化に繋がり人口減少につながる」や「宗教上の問題」、「同性婚が認められ子どもを授かった場合、その子どもが何を思うか、何をされるかなど考えると子どもが可哀想(いじめなどを受けるという意味)」というような声が挙がっています。

これらを踏まえた上で皆さんは「LGBT」についてどんなふうに考えますか?

 

参考にさせていただいた資料

http://www.doublehand-masters.com/left-hand/fact/ratio_lefty.html

http://www.geocities.jp/rootsdiscovery/bdr2.html

http://www.huffingtonpost.jp/rengo/lgbt-work-

https://www.jimin.jp/news/policy/132172.html

http://wotopi.jp/archives/22780

もう少し学びたい方へ

http://lgbt-family.or.jp/

味方がいたから、大学でゲイをカミングアウトできた。松岡宗嗣さんが伝えたい「まず誰かの味方になること」の大切さ

幅広く学べる

http://www.nhk.or.jp/heart-net/lgbt/about-site/index.html

LGBTを扱った映画

・「ストーンウォール」12月24日土曜日 新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

http://www.stonewall.website/

・「ミルク」1970年代のアメリカでマイノリティのために戦った政治家の最後の8年間を描く

・「パレードへようこそ」英国サッチャー政権下、境遇の違う人々をつないだ深い友情と感動の実話

みんなのサンタさん

みなさん、クリスマスのご予定は埋まりましたか?

年齢=彼女いない歴の私には、クリスマスなんて絶望感しか味わえないんですけど。今年も私のスケジュールはホワイトクリスマスです!  

さて、そんなクリスマスに際し、サンタさんがプレゼントを「置き忘れてしまった」人たちのお話を。サンタクロースがお家にプレゼントを届けてくれるクリスマス。そんなクリスマスの日、お家がない人たちはどんな風に過ごしているのでしょうか。

 

今回のテーマは「ホームレス」についてです。

 

 

この記事のポイント
・数字だけではわからないホームレスの人数
・イメージと現実のギャップ

 

ホームレスってどれくらいいるの?

さて、私たちの国にホームレスって何人いるのかみなさんは想像がつきますでしょうか。厚生労働省のデータによると、平成28年時点で、5821人のホームレスがいるとされています。それって多いのって?思いますよね。

ちょっと色々と比較してみましょう。

①時系列での比較:日本のホームレス数は「減って」いる。

こちらは、平成24年〜平成28年のホームレス数の推移です。平成24年には、8933人だったホームレスも、平成28年には5821人と1.6分の1に…。私の感覚では、まちで見かけるホームレスン方の数が減っている印象はないのですが…。少なくなっているのには、何かカラクリがあるのでしょうか。

②他国との比較:日本のホームレス数は「少ない」。

人口2200万人のオーストラリアでは、最新11年の調査によるとホームレス数は10万5237人です。そのほかにも、私たちが行ったニューヨークは人口約833万人でそのうち約6万人がホームレスの方なのです。

日本はに比べると、20分の1しかホームレスがいないようです。同じ先進国に比べて圧倒的に日本のホームレスは少ないようですが、それには何か理由はあるのでしょうか。

実は、このカラクリはホームレスの「定義」にありました。

どのような人がホームレスなの?

さて、ということでホームレスとはどのような人を指すのでしょうか。国によって捉え方は異なりますが、路上生活者だけでなく安定した住まいのない人たちを指します。たとえば、シェルター等の一時的に避難する場所に保護されている人や暴力を受けているなどによって、家はあっても安心して住むことができる場所のない人も、ホームレス状態にある人として数えます。

一方で、私たちの国では、路上生活者のみホームレスと定義します。何をもってホームレスというか定義が大きく異なっている…。そりゃあ、先ほど見たように、ホームレスの人数が、欧米諸国と比べると数十万人単位で少なく見えているわけです。つまり、日本では普段は路上で生活している人も調査する時に屋内にいる人は、ホームレスに含まれないんです。なんかちょっと違和感がありますよね。というのも、ホームレスの調査は目視で行われるので、屋内にいる人はカウントできないんです。

ホームレスのとらえ方が異なると、どうなるの?

では、ホームレスの定義の違いが何を意味するのでしょうか。それは、ホームレス支援の範囲が異なるということです。欧米諸国のように、ホームレスを安定した住まいのない人とすると、ホームレス支援は、安定した住まいを得ることが一番の目的になります。十分にできているかどうかは別として、安定した生活を送るために何が必要で何をしたらよいかを考えることにつながります。

一方で、ホームレスを路上生活者、と捉えるということは、ホームレス支援の一番の目的が、路上生活から脱することになります。つまり、安定した住まいを得るかどうかは支援の目的にならないことになり、安定した住まいを得ることが難しくなります。たとえば、路上生活の状態から、劣悪で不安定な施設に移っていただくさえも(こういった貧しい方への劣悪なサービスを提供してお金を稼ぐことを悪徳な貧困ビジネスと言います)、支援をしたことになってしまうんですよ。移っていただいた新住居が、小さな部屋に何十人も押し込まれるような場所やシラミが多く発生するような場所もあります。たとえ「寝るための場所」を得られたとしても、そんな場所では安心して生活できませんよね。

世界一のお祭りに行ってみた。後編

POTETOがお送りするアメリカ大統領選挙第二弾は、トランプ氏の演説会場での様子をお伝えします。

「マジでライブ」なこの選挙。 

当初は「全く」トランプ氏支持者ではなかった僕らもいつの間にか、「トランプ氏、すげー!!!」と言った風に心奪われてしまうわけですが、 

実は世界の選挙ってトランプ氏に限らず結構すごいことを皆さんご存知でしたでしょうか。

 

 日本で選挙というと、楽しいイメージとはまずもってかけ離れていると筆者は感じます。 例えていうならばお昼のNHK。とってもとても大事なことだし意義があることは何となくわかるけど、まあ俺は興味ないや。 

そんな印象が流布しているのかもしれません。

 

 

それが良いか悪いかに関しての議論はまた別の機会に譲るとして、とりあえず今回は世界の選挙事情について簡単にご紹介。 政治の「祭」典ともよばれる選挙はどんな様相は、思った以上にカラフルでした。 

 

 コスタリカの選挙 

まず初めにご紹介する選挙は中南米にある「コスタリカ」の選挙。 

コスタリカは民主主義を非常に重視する国であり、政治を自分たちのものとして市民の手に持っておきたいと、強く考えています。 

そんな想いの表れとしてコスタリカの選挙は子どもから大人まで、みんながつい参加したくなってしまう仕掛けが盛りだくさん。 

投票場では国を代表するロックアーティストが無料のコンサートを実施。 

それだけでも投票場に行ってみたくなります。 

さらに投票場周りには出店が並び、大きな賑わいを。デートスポットとしても大活躍しそうですね。 そして極めつけに小さな子供向けの模擬投票も行われています。ここでは子どもが手のひらに「インク」をつけて手形にて候補者に投票を行います。 

「イケメンだ」とか「優しかった」そんな理由で初めは選んでいた子供たちも、候補者を自分が持つ判断軸に照らし合わせて選ぶという行為を、

 少し「遊び」の要素も含めて慣れておくことで、投票することが「当たり前」になっていくようです。

 

韓国の選挙

次にご紹介する選挙は日本のお隣、韓国の選挙。

 最近まで朴槿恵大統領の退陣を求めるデモの様子が連日のようにテレビで取り上げられていたので、皆さんにもお分かりいただけるかと思いますが、 

韓国でも民主主義が非常に重視られているので、国民一人一人が政治に対する自分の考えを持ち、それを示すことを厭いません。

 また、韓国の選挙では候補者が国民に対して盛大にアピールを行うことが特徴的です。

 では実際に韓国ではどのようなアピールが行われているのでしょうか。 まず特徴的なのは「選挙カー」です。日本の選挙カーは単に車の上で演説ができるだけですが、韓国の選挙カーには舞台やスクリーンが設置されています。

 その選挙カーでは日本でもおなじみの応援演説に加え、応援部隊によるダンスや歌といったパフォーマンスも行われています。

さすが韓流ブームを起こすだけのお国。その様子はまるでディズニーランドのパレードのようです。 

次に特徴的な点は、候補者の横断幕。スポーツの試合で観客やサポーターが掲げるような横断幕が、選挙事務所周辺をはじめまちのいたるところに設置されています。

この横断幕が、「選挙ムード」をまちにもたらしているそうです。

このような派手なアピール活動が、選挙ムードを盛り上げていく点が韓国ではスタンダード。 是非「今度」の選挙で、見てみたいですね。  

 

アメリカの選挙(ヒラリー陣営の紹介)

そして最後にご紹介するのが、ヒラリー・クリントンの選挙事務所です。

ところで、選挙事務所にどんなイメージをお持ちでしょうか。そもそも選挙事務所に行ったことない人がほとんどだと思いますが。 

長方形のテーブルがズラーッと並べられていて、そこには暖かいお茶とせんべい。 蛍光色のウインドブレーカーを着た人たちが物静かに手を動かしている、そんなイメージでしょうか。

 ヒラリー・クリントンの選挙事務所はそんな古臭い感じではなく、もっとイケていました。 まず、事務所に入ると、音楽が流れています。しかもアップテンポなメロディー。ダンスパーティーと間違える勢いでした…!

 事務所にいる人はみな私服で、小洒落たカフェでランチに行くような格好を。 何より一番驚きだったのは、テーブルの上にビールが置かれていたことです。 

選挙事務所にアルコールを飲むなんて、バーで梅昆布茶を飲むくらい思いつかない組み合わせですね! 

暖かいお茶ではなく、キンキンに冷えたビールとジュース、そしてせんべいではなくドーナツがテーブルには並べられていました。

 度肝を抜かれるを言葉通り体験した、ヒラリー・クリントン事務所でした。

 

さて、そんな風にご紹介してきた世界の選挙事情。 どの国も、政治を市民からかけ離れたものにせず、巻き込んでいこうという気持ちが何となく表れているような気がしました。

 みなさんはどんな「工夫」があれば、選挙に参加してみたいと思いますか? 

世界一のお祭りに行ってみた。前編

トランプ大統領の誕生により日本で戦争は起こるのか

 

2016年11月8日、世界中の頭の良い人たちの予想を裏切ってドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏に勝利した夜。「トランプ」と検索した人は7月のピーク時に「参院選」と検索した人の5倍に上りました。これはすなわち、トランプのことを知りたい!と思っている人が参院選について知りたい!と思っている人の5倍いるということ…。

 

 

海の向こうの国のリーダーを決める選挙への関心が、日本の国会議員を決める選挙よりも多い…。そんな「トランプ現象」の中、日本で急上昇ワードとしてランクインしたのが「トランプ 日本 影響」というワードだったことを皆さんはご存知でしょうか。

 

 

そんな自分たちの国以上に盛り上がりを見せたアメリカ大統領選挙ですが、海の向こう側の国の選挙が日本にどんな影響をもたらすのか、よくわかりませんよね。それは自分たちに影響のない「さざ波」なのか、それとも自分たちの生活を大きく揺るがす「巨大波」なのか…。ということで今回は、「トランプ氏が大統領になったら日本にどんな影響が訪れるのか」をテーマとし、中でも「戦争が起きるのか」についてお話したいと思います。

題して「トランプ大統領の誕生により日本で戦争は起こるのか。」

 

 

戦争ってどうしたら起きるの?

では、そんな「戦争」はどのようにして起こるのでしょうか。

戦争は基本的に主張の押し付け合いからはじまる「人間の対立」によって起きるものであり、そこには政治的な意図や思惑があります。その発生の過程にはいろんな要因が組み合わさっているので、戦争が起きる原因を一般化するのはとても難しいですが、ざっくり言えば2つの原因があるといわれています。

 

 

1つ目は国益のため、他国を攻めるということ。2つ目は他国の攻撃から自国を守るためです。1つ目の国益とは、資源の独占や土地の拡大があります。日本もかつて資源を求めて中国や東南アジアの国々に攻めにいったことは歴史の授業で聞いたことありますよね。2つ目はたとえば、中国が尖閣沖での挑発行為や北朝鮮のミサイル発射などがあります。「中国 尖閣諸島」や「北朝鮮ミサイル」などのワードは新聞やテレビでしばしば見かけますよね。

 

 

今後日本で起こりうる戦争は2つ目のほうで、特に北朝鮮からのミサイル発射や中国からの侵略戦争が想定されます。では、なぜこの二国は戦争を仕掛けてこなかったのでしょうか。それは「日本の後ろにアメリカがいるから」なんです。普段の授業中でやんちゃな生徒も、参観日に親に後ろから監視されていたらはしゃげないですよね。つまり、北朝鮮や中国からすると、「日本との喧嘩」は「日本とアメリカとの喧嘩」を意味するのです。アメリカはアジア太平洋地域における最も重要な抑止力(暴走をSTOPさせる役割)としての存在なんです。

 

トランプ氏の“アノ発言”で日本でも戦争が起きる!?

 

 

「日本に駐留している米軍の費用は、日本が100%持つべきだ。もしそれを拒否するならば、米軍は日本からすべて引き上げる」

トランプ氏は選挙戦の最中、このように公言しました。さらに2015年末にも「誰かが日本を攻撃したら、我々はすぐに駆けつけ、第三次世界大戦を始めなければいけないんだろう?我々が攻撃されても日本は助けない。フェアじゃないだろ?これでいいのか?」と日本が米軍の駐留経費を全額負担しなければ撤退させると主張しています。

発言が日本の安全保障大好き芸人界隈に激震を走らせたのは、今までアメリカの存在によって起きなかった戦争が、起きるかもしれないと思ったからなんです。在日米軍の撤退は、アジア太平洋地域のパワーバランスの崩壊を意味します。

 

 

トランプ新大統領で戦争は起きない

 

 

はい、起きません。では、なぜ起きないのでしょうか。起きないとされる理由を二つご紹介します。

 

 

①在日米軍の撤退はアメリカにとって大きな損になるから

日本にはアメリカの第七艦隊が駐留していて、そこには原子力空母が二隻含まれています。その原子力空母の母港になるのは、太平洋では海軍カレーで有名な横須賀とバーガーが有名な佐世保しかないんです。つまり、もし米軍が日本から第七艦隊を引き上げたら、彼らは太平洋に入る港を失ってしまうんです。したがって、米軍が日本から撤退することはアメリカにとって大きな損になる、という理由から当分ないと思われます。

 

 

②マイケル・フリン氏の発言

トランプ氏の外交安全保障のアドバイザーを務めるマイケル・フリン氏は日米同盟について「今まで築き上げたものを引っ繰り返さない。より強固な関係を築きたい」と述べています。

確かに、米国政治に詳しい慶應義塾大学総合政策学部の中山俊宏教授によると、「トランプ氏がアジア太平洋地域の政策をどうしようとしているのか、よく分からない(中略)これまで訴えてきた通りなら、日本はこの地域の中での立ち位置を見直す必要があるだろうが、まったく不透明だ」と述べています。

しかし、佐々江駐米大使は「2人は日米同盟の重要性を確認し、もっと多くのことができるという認識で一致した」と述べ、安倍総理大臣とアメリカのトランプ新大統領が先の会談で日米同盟の重要性を確認したと明らかにしました。このように日米同盟に対してトランプ氏が前向きな姿勢をとっています。

以上の理由から、トランプ新大統領就任によって日本で戦争が起きる可能性は低いという見方ができます。しかし、戦争が起こる要素は非常に様々。誰も想定していなかった誰かの行動が、思わぬ結果を引き起こす可能性も否定できません。そしてトランプ新大統領が行う政治がどのように進んでいくかはまだまだ不透明なところが多く、ますます未来は不明瞭です。これからのトランプ氏やフリン氏の言動をウオッチング続けることが重要になってくるのではないでしょうか。

 

 

ここまで「トランプ大統領の誕生により日本で戦争は起こるのか。」についてザクザクっとお話してきました。90分ある大学の講義を要点だけを押さえて一回分にまとめたようなものなので、この問題を網羅しているとは言えません。ここから先はもっと詳しく知りたいという方に向けです。

トランプ氏の日米安保に関する発言一つで日本では安全保障の見直しについての議論が盛んに行われました。海を越えた政治リーダーの一言で自国の政治家や有識者を動かすってほんとすごいですよね。トランプ氏が大統領に就任して在日米軍の撤退はありませんが、今後その可能性は十分あると考えられます。(それについてより詳しく知りたい方はこちらのリンク②へ)下に添付した記事を読み比べることで、トランプ新大統領の誕生による日米安保の不透明な部分が少しずつ見えてくるのではないでしょうか。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170725-00000048-sasahi-int

日米安保とドナルド・トランプ新大統領の就任の関係に関してもっと詳しく知りたいという方は以下のリンクへどうぞ!

日米安保条約基礎知識

https://allabout.co.jp/gm/gc/293316/

 

日米外交や安全保障に関する有識者4人の見解

https://news.yahoo.co.jp/feature/374

 

トランプ大統領誕生による日米安保の行方について

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6259.php