韓国大統領選「ザックリ」解説しりぃ~ず2 韓国大統領ってナニモノ?

来月にせまった韓国の大統領選挙。北朝鮮とアメリカの緊張が高まる中、日本国内でも次の韓国大統領選挙に注目があつまっています。今回はそんな韓国大統領選挙のあんな疑問やこんな疑問を「ざっくり」解説しちゃいます!

 

そもそもなんで朴さんは罷免されたん?

この大統領選挙、本当は今年の12月に行われる予定でした。それが5月に早まったのはご存知、前の大統領のパククネさんが大統領の職を罷免されたからです。裁判所が出した判決によると、パクさんが罷免された大きな理由は「大統領の地位と権限の濫用」でした。具体的には友人であるチェスンシルさんが政治にかかわっていたことや、サムスンのトップから賄賂を受け取っていたことがそれにあたります。この疑惑が裁判に発展し、罷免されるまでに至ったのには、国民の大規模なデモが議会を後押ししたからともいわれています。

 

どんな選挙なん?

韓国の大統領選挙が行われるのは、5月9日。大統領は、5年に1度行われる選挙で国民が直接選びます。大統領を選ぶことができるのは、19歳以上の韓国国民。最多数の票を獲得した一人が次の大統領です。投票が終わり次第すぐに開票され、9日の22時~23時ころには次の大統領が発表されると予想されています。韓国大統領候補になるには、40歳以上の韓国人ならだれでもOK。

 

誰が出るん?

今回出馬しているのは、各政党の代表を含めた15人。しかし実際には有力な二人の候補の「二強」といわれています。北朝鮮に融和的な革新系政党「共に民主党」のムンジェイン候補と、北朝鮮に高圧的な保守政党「国民の党」のアンチョルス候補です。候補者の詳しい政策の比較などは をご覧ください。

 

次の大統領に望むものは?

では、韓国に住む人々は次の大統領に何を求めているのでしょう。韓国の新聞が今年1月に行った「あなたはどんな大統領を望みますか」という世論調査によると、一位は「クリーンな大統領」(33.2%)でした。大統領の不正が続く韓国での政治家への不信感が垣間見えます。

 

選挙の争点は?

いかにクリーンなイメージを持ってもらえるかも重要ですが、政策の面では何が注目されるのでしょうか。実は韓国は日本以上の格差社会といわれていて、教育や就職で激しい競争が社会問題となっています。国内政策では、高い失業率や教育格差といった持てる者と持たざる者の「分断社会」をどう正すかが注目されるでしょう。また、この数か月で北朝鮮情勢も悪化。北朝鮮に対しどんな政策・態度をとるかも重視されそうです。

 

参考

韓国の有権者が望むのは「クリーンな大統領」 世論調査で判明

http://www.huffingtonpost.jp/2017/03/09/park-geun-hye-impeachment_n_15270832.html