今年の旅先は、ボリビアに決まり!!

皆さんはこれまでに、“景色”に心を奪われたことはありますか。

私は、あります。

ボリビアのウユニ塩湖。その景色に目が奪われ、気づけば一心にその美しい湖面を見つめていました。

鏡張りの美しい世界に「一度は」訪れてみたいと思っている人も多いはずですよね。今回は、その「奇跡の絶景」ウユニ塩湖があるボリビアに行く上で役に立つ情報をまとめました。もちろん、ボリビアはウユニ塩湖だけではありません。ちょっと変わった「お国事情」もまとめてみました。

 

私は、思います。旅に出ると、未知の「景色」に心を奪われると。私は、大切にします。その旅先の国が抱える政治的・歴史的な「背景」を学ぶことを。

まずは旅行編。

やっぱり1番気になるのは旅にかかる「費用」。

なんと、あの絶景を6ヶ月分のバイト代(約30万円)あれば堪能出来ちゃうんです!

ボリビアは物価が安いので、滞在費はそれほどかかりません。例えば、コーラ500mlは5bls(ボリビアーノス)で、約60円。ボリビア旅にかかる費用で多くを占めるのは交通費くらいです。現在、日本からの直行便はなく、アメリカやブラジルで少なくとも2回乗り継ぎが必要なんで、仕方ないです…。

ただ、30万円は最低ライン。バスで10時間程かかるラパスとウユニの移動を飛行機に変更したり、現地の民宿ではなく少しアップグレードなホテルに泊まったりすると、その分費用はかかります。

ウユニの標高は約3700mで、富士山山頂とほぼ同じ高さです。高地と聞いて1番心配なのは高山病。頭痛、吐き気、息苦しさに襲われる高地特有の症状です。

高山病対策として現地でよく飲まれているのが「コカ茶」。その名の通り、コカの葉をお茶にしたものです。日本と同様にボリビアでもコカインは違法ですが、コカ茶はスーパーなどでも普通に販売されています。

続いて政治編。

政治的な背景をちょっと知っていたら、目に映る景色の印象も変わるかも。

ボリビアの大統領はエボ・モラレス氏。

初の先住民出身の大統領であり、2006年から現職を務めています。

元々ボリビアの憲法では大統領の任期は4年、再選は一度のみと定められていました。しかし、現大統領は2009年に憲法を改正。中身は「一度きりの再選」を「2回までOK」に。そして再選し、2020年までの長期政権を築くことになったのです。このように、国の根幹となる憲法を変え、自分が再選できるようにしたものの、ちゃんと国民からの支持は得ていました。それは、一体なぜでしょう…。

南米最貧国でもあるボリビアでは、貧富の差が大きく、先住民や貧困層は不満を持っていました。国連人口基金のデータによると、ボリビア国民約950万人のうち、実に約675万人が貧困状態。そこで彼らの声を拾ったのがモラレス現大統領。先住民の権利拡大、天然資源の国有化、農地改革などを定めた新憲法の成立により、彼はボリビアの経済成長を可能にしました。

最後に、ボリビアの選挙制度を見てみましょう。

ボリビアは、日本とは違って「直接」大統領を選びます。また、2006年の大統領では投票率が驚きの94%。この高い投票率には、“ちょっとした秘密”があるんです。

それは「義務投票制」。ボリビアでは選挙3日前からは、アルコール類の販売が禁止、さらに当日は交通機関や店舗も営業停止になっちゃうんです…。

そして選挙に行った証明がなければ、3ヶ月間給料を受け取ることができません。こういう制度の下だったら、さすがに投票行かないと!って思いますよね…。

ボリビアを「旅行」と「政治」に分けてザックリ解説しました。今年の夏の旅先が決まっていない方は、ぜひ参考にしてみてください!

ちなみに、冒頭のウユニ塩湖の写真、スマートフォンで撮影し、加工など一切なしです。

インスタのいいねも増えそうですね…!

 

Written by 横田莉奈

 

参考

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bolivia/data.html

http://www.sankei.com/world/news/160224/wor1602240042-n1.html

http://andino.blog26.fc2.com/blog-entry-8055.html