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伊藤忠と丸紅
実は兄弟だったんです

日本を代表する総合商社の「伊藤忠商事」と「丸紅」。就活生にも大人気のこの2社ですが、実は元々は同じ会社だったんです。

伊藤忠・丸紅の創始者:伊藤忠兵衛

両社ともに、創業者は19世紀後半の近江商人、伊藤忠兵衛(1842~1903)です。

伊藤忠兵衛は1842年、近江(今の滋賀県)で繊維品の小売業を営む家に生まれました。忠兵衛は17歳で麻布の行商に出かけ、1872年に大阪本町に繊維問屋の店「紅忠」を開設しました。その後は事業がぐんぐんと成長していき、店舗数も事業もどんどん拡大していきました。最盛期には5店を経営するかたわら、銀行・造船・製紙・貿易・保険などの事業も行うなど、いまの「総合商社」のスタイルに近づいていきました。

分かれてくっついて、また分かれた100年

初代伊藤忠兵衛が亡くなった際には,次男2代目忠兵衛に事業が引き継がれました。その後1918年には綿糸布取引と貿易を営む「伊藤忠商事」と呉服反物,洋反物,京呉服などの衣料を取り扱う「伊藤忠商店」に分割され、この2社がそれぞれ現在の伊藤忠と丸紅の母体となりました。

戦争がはじまると、また両社は合併し「三興株式会社」という商社となりました。その後は大手紡績会社の「呉羽紡績(現クレハ)」も加わり、「大建産業」という日本有数の大商社へ。しかし終戦後は元通りへ。財閥解体(過度経済力集中排除令)により大建産業は丸紅、伊藤忠商事、呉羽紡績、尼崎製釘所(現アマテイ)の4社に分割されることとなりました。

再び協力へ:伊藤忠丸紅鉄鋼

2001年、再び伊藤忠商事と丸紅が手を組みます。伊藤忠商事、丸紅の鉄鋼部門を分割統合し、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社発足しました。
伊藤忠丸紅鉄鋼では鉄鋼製品のトレーディングや事業投資を行い、母体である伊藤忠商事と丸紅のグローバルネットワークを駆使していることが特徴です。その結果、海外からの収益はなんと7割!めちゃくちゃスゴい企業です。

いかがでしたでしょうか。伊藤忠商事と丸紅の「兄弟愛」は、日本経済を支えているのかもしれません。

出典
https://www.town.toyosato.shiga.jp/contents_detail.php?frmId=585
http://www.marubeni.co.jp/company/history/chronicle/
https://www.itochu.co.jp/ja/about/history/index.html
http://www.benichu.com/

【国際政治×国際経済】
北朝鮮との戦争で、世界経済は大打撃?

ここ最近、北朝鮮のゴタゴタに世界中が振り回さています。先日は核実験を強行。まだまだ予断の許さない状況が続いています。

新聞のイチメンからテレビのワイドショーまで「もし北朝鮮が暴発したら・・・」というifのシナリオで盛り上がっています。最近は「電磁パルス(EMP)攻撃」なんて耳慣れない言葉も出てきました。これを読んでいる皆さんも家族や友達とそんな話になったりしたのではないでしょうか。

しかしみなさん、北朝鮮の問題は「政治」や「軍事」だけの問題ではありません。
国際政治と国際経済は密接に連関しています。今回はその一例として、「北朝鮮有事は世界経済にはどんな影響を与えるの?」という視点で見てみたいと思います。

風が吹けば桶屋が儲かる。北が暴れるとiPhoneが値上がりする!?

北朝鮮の度重なる挑発に対し、「炎と怒り」に直面すると警告したトランプ米大統領。その発言に、グローバル市場は敏感に反応しました。なぜなら、戦争が起きれば世界経済そのものが揺らぐことになると多くの投資家が考えたからです。

ではどうして、北朝鮮有事が国際政治や軍事には縁がなさそうな投資家たちを戦々恐々とさせているのでしょうか?

その大きな理由の一つは「戦争が起きたら、半導体大国の韓国がピンチになるから」です。

北朝鮮の脅威が最も現実化しやすいのは、地理的にも密接し北朝鮮と「戦争中」の韓国。首都ソウルは国境線とも近く、実は300門以上のロケット砲の銃口は常にソウルに向けられています。  北朝鮮にとっての第一の標的はアメリカでも日本でもなく、「交戦国」韓国です。

世界の電子機器を支える「韓国」

いまや韓国は、世界を代表する半導体大国。東芝やジャパンディスプレイといった日本の半導体企業が経営問題でゴタつくなか 、韓国のサムスン電子は半導体事業で世界首位の座を守り続けています。

韓国はテレビや電子機器用液晶ディスプレーの40%を製造し、スマホ向け半導体も世界2位。市場シェアは17%を占めています。
電子機器の製造を支える半導体のサプライチェーンにガッチリと組み込まれている韓国ですが、世界有数の自動車メーカー(ヒュンダイやキア)を持っていることでも知られています。

スマホから自動車、薄型テレビに至るまであらゆる製品の生産と供給が大きな打撃を受けることで、世界規模のサプライチェーンが止まってしまいかねません。

出典元の記事では、「韓国の生産が戦争で大きなダメージを受けると、世界中で不足が生じるだろう。供給の途絶はかなりの期間続くと予想される。半導体の生産拠点をゼロから開設しようとすれば2年程度はかかる」と指摘します。

いま、この記事を見ているそのスマホも、北朝鮮のせいで買い替えられなくなってしまうかもしれません。

意外と盲点?海運と財政のリスク

北朝鮮と戦争をすると、アメリカも無事ではありません。

世界の海運にとって、北朝鮮情勢はかなりのリスク。世界最大の貿易国である中国の東岸沿いの主要海運ルートが使えなくなる可能性があるんです。

コンテナ船が危険過ぎて中国の港を出入りできない状況になれば、世界中の物流がストップして経済もストップしてしまいかねません。

また、戦争するアメリカも「戦費」という面でかなりの負担を強いられます。

朝鮮半島での戦争や復興でイラクやアフガニスタンと同じくらいのお金を使った場合、米国の国家債務(借金)はいまよりさらに30%増えるかも。そう考えると、かなりのリスクです。

 

出典

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-10/OUGBKJ6K50XS01 
http://www.sankei.com/world/news/170427/wor1704270002-n2.html
http://news.livedoor.com/article/detail/13028284/ 
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18483730U7A700C1TI1000/ 

 

就活対策ニュースまとめ 2017.08.01~08.07

内閣改造のニュースに揺れた1週間


就活で「結果」を残し、将来は「背中」で語る大人になりたい大学生諸君。就活の「ファースト」アクションはニュースを網羅することだ。ということで、まずは8月1日~8月7日に起きた社会の出来事を把握しよう。就活で「楽をする」のもしないのも「あなた次第」!!!

【目次】
・火曜日(8月1日)のニュース…中東の新聞アルジャジーラより
・水曜日(8月2日)のニュース…日本経済新聞の一面より
・木曜日(8月3日)のニュース…イギリスの新聞ガーディアンより
・金曜日(8月4日)のニュース…朝日新聞の一面より
・土曜日(8月5日)のニュース…日本教育新聞より
・月曜日(8月7日)のニュース…読売新聞の一面より

 

カタール航空のルートが限られているお話。

サウジとカタールは、外交政策で長年対立していたが、今回の国交断絶は多くの人を驚かせた。カタールは経済面や文化面ではサウジと深いつながりがあり、友好国と考えられていたためだ。

一部の中東専門家によると、今年5月にサウジを訪問したドナルド・トランプ米大統領が協調姿勢を示したことを受け、サウジやその同盟国はカタールとの対立姿を強める後ろ盾を得たと感じたと指摘する。中東の新聞アルジャジーラより(8/1)

今日のキラーフレーズ

これって、トランプさんの存在無視できないよね?

国際政治理解してそうだな度 ★★★ / 賢そう度 ★★☆

 

 

トヨタでの働き方について。

政府から「働き方改革」が叫ばれるようになってきて、企業でもその動きが見えてきた。トヨタは、労働者に働き方を大きくゆだねる「裁量労働」制度の導入を検討している。仕事の効率化を図ることが目的。他の企業はどのような働き方を採用しているのか注目ですね。日本経済新聞の一面より(8/2)

今日のキラーフレーズ

裁量労働ってすべての業種に当てはまらないよね

労働問題俯瞰してそうだな度 ★★☆ / 賢そう度 ★★☆

 

 

KDDIがIoTで新規事業を展開するお話

KDDIは、IoT向けの格安通信サービスを始める。IoTとは、家電や車などのあらゆるものをインターネットにつなげ、遠隔操作を可能にするもの。この事業を手掛けるベンチャー企業ソラコムを買収。日本経済新聞より(8/2)

今日のキラーフレーズ

競合他社もIoT導入は考えているやろうから、

価格競争が起きそうやね、また。

経済学部なのに科学分野もかじってそうだな度 ★★★

 

 

iPS細胞を使って薬を作るお話。

対象となるのは、進行性骨化性線維異形成症という希少難病。200万人に1人という、とても少ない割合で発生する病気で、国内の患者数はわずか80人程度。本来ないはずの場所に骨と同じ組織ができ、それが手足に広がって、運動機能障害を起こしてしまう病気のことです。9月以降に始まる臨床実験の結果が見逃せません。日本経済新聞一面より(8/2)

今日のキラーフレーズ

iPS創薬に政府がどこまで投資できるかが気になるね。

医療問題も分かってそうだな度 ★★☆ / 賢そう度 ★★☆

 

エリザベス女王の夫、エディンバラ公が公務を終えるお話。

イギリス史上最も長い公務期間、65年。御年96歳のエディンバラ公は今後、女王のサポートという形で公務に携わる。イギリスの新聞ガーディアンより(8/3)

今日のキラーフレーズ

イギリスは王室、日本は皇室。

基本的な常識はわかってるんだな度 ★★★ / 賢そう度 ★☆☆

 

 

トランプ政権の人事問題のお話。

トランプ米大統領は、ホワイトハウスの広報戦略を担うスカラムチ広報部長を任命から10日で解任した。7月は大統領報道官、同首席補佐官、広報部長という枢要ポストの3人が相次いで退任し、ホワイトハウスは半ば機能不全に陥った。ロシアゲートの疑惑を発端に、トランプ政権の不安定性が垣間見えてきた。日本経済新聞一面より(8/2)

今日のキラーフレーズ

本当の敵は民主党じゃなくて、共和党かもね。

国際政治理解してそうだな度 ★★☆ / 賢そう度 ★★★

解説 / ことの発端は、ロシアゲートでトランプ大統領はセッションズ司法長官を公然と批判したこと。トランプ氏による官僚リークが続き、民主党やメディアも批判を続けている。また一方で、与党・共和党にはセッションズ氏への批判を繰り広げるトランプ氏への反感が広がりつつあり、政権運営の火種となっている。

 

 

ロンドンの空き家問題のお話。

ロンドン市内で空き家が1652戸も存在し、そのうち500戸以上は2年以上使われていないという。理由の一つに海外の不動産が資産として保有しているから。これを受けて、労働党の議員は、空き家の所有者に追加徴税を主張している。ちなみに、日本は820万の空き家が…。最近では、空き家の民泊利用が進んでおり、この問題は観光業にも影響している。イギリスの新聞ガーディアンより(8/2)

今日のキラーフレーズ

空き家って観光業にも影響しているよね。

2020年に向けたトレンド分かってそうだな度 ★★★

解説 /日本では近年、空き家を観光客の宿泊施設として活用することで観光業の発展を目指す動きが増えている。しかし、旅館業法などの規制があるため、文字通り「空き家を観光客用の宿泊施設として使う」ことは現行法令上、違反となる可能性が高い。そこで「民泊」という形で空き家を観光客に一定期間使用レンタルしている。ホテルに比べて価格が安いことや現地の生活を体験できるなどの理由で人気が出ている。

 

 

安倍さんが日本政府のスタメンを変えるお話。

加計学園や都議会選の結果などを受けて、第3次安倍政権・3次改造を行った。安倍政権に逆風が吹く中、今回の内閣改造がどう機能するのか見どころです。朝日新聞一面より(8/4)

今日のキラーフレーズ

「人事の佐藤」という異名を持っていた佐藤栄作首相は、 当選回数で内閣改造していたよね。

医療問題も分かってそうだな度 ★★☆ / 賢そう度 ★★☆

解説 / 内閣改造は、その政権の色出る。安倍総理の大叔父である佐藤栄作首相は、実力や経験寄りで判断する抜擢人事ではなくて、「当選回数」が多い議員を入閣させ、「人事の佐藤」と言われた。

 

 

文科省新大臣に林芳正さんが就任したお話。

文部科学省は、「天下り」問題や特区の獣医学部新設に係る文書調査などで、文科行政への国民の信頼が損なわれている。そんな中で「信頼回復に向けた取り組みを、省内の職員とじっくり話しながら進めていく」と強調した。ちなみに好きな言葉は「背中の教育」。学び合いを通じて個々の願いややる気を引き出す在り方を理想に掲げた。

特に教員の働き方に着目。調査によると、教職員の疲労度の平均が一般成人の2倍の値になっているという。さらに、09年のデータでは高校の教師の勤務時間は年間1899時間で、OECD加盟国平均より236時間も多く、比較可能な国の中で一番の長さ。これに対して林大臣は、年末までに緊急対策を取りまとめたいと述べた。日本教育新聞より(8/5)

今日のキラーフレーズ①

文科行政の信頼回復できるかが気になるね。

とりあえず並のニュースは追ってそうだな度 ★★★ / 賢そう度★☆☆

 

今日のキラーフレーズ②

今年の6月に松野前大臣が教員の働き方改革を

目指していたけど、 年末までに実現できるものなんかな。

教育問題分かってそうだな度 ★★☆ / 賢そう度 ★★☆

 

 

新センター試験に民間の検定試験の利用が可能になるお話。

政府は訪日外国人が増える2020年東京五輪などを見据え、英語力アップの数値目標を掲げている。政府の第2期教育振興基本計画は、本年度までに生徒全体の50%が達成すべき目標を設定。中学卒業段階は「英検3級程度以上」高校を卒業する段階では「英検準2級から2級程度以上」を目標としている。日本教育新聞より(8/5)

今日のキラーフレーズ

「検定料格差」が起きそうだね。

リベラルそうだな度 ★★★ / 賢そう度★★★

解説/文科省は、英検やTOEFL、TOEICなど8種類を認定試験の候補に挙げている。これらは、読む・聞く・話す・書くの4技能をバランス良く測れる一方、受験料は4000~2万5000円と幅があり、志望大学が高額な試験を活用する場合、受験生の負担は大きくなる。実施団体が専門学校や塾などから試験会場を有料で借りていることが、受験料の額を押し上げる一因となっており、無料で使える公立高校で土日に実施すれば受験料を引き下げることができるという。

 

 

北朝鮮への制裁を強化するお話。

ミサイル発射など、挑発的な外交姿勢を保つ北朝鮮に対して経済制裁をさらに強化する。安保理の決議では、北朝鮮の主要な輸出品である石炭や鉄鉱石、海産物の輸出を全面禁止することが全会一致で決定。これまで制裁に慎重だった中国・ロシア・アメリカも賛成。読売新聞i一面より(8/7)

今日のキラーフレーズ

一国の攻撃的な姿勢を複数国で抑える、勢力均衡の原理が働いとるなぁ。。

政治ガチ勢そうだな度 ★★★ / 賢そう度 ★★★

解説/覇権を目論んだフランスがルイ 14 世の孫にスペインの継承権を与えようとした。これはスペインとフランスが合体すればヨーロッパに超大国ができることを意味する。これに対抗するためイギリス、オーストリア、オランダ3国でハーグ同盟が結ばれる。英のジョン・チャーチルがブレンハイムの戦いでフランスを撃破し、ユトレヒト条約でフランス・スペイン合邦は阻止。フランスの覇権主義に周辺国が連合して対立するという「勢力均衡」の典型的原理が機能した。勢力均衡の観点から、他国と手を組むことで自身の安全を守る外交の先例となる

 

 

広島で平和記念式典が行われた話。

唯一の被爆国である日本で、核兵器禁止条約を巡る意見の対立が起こっている。被爆国であり、核兵器のない世界を目指すために賛成を取る立場。しかし一方で、核保有国であるアメリカに守られている日本で核ゼロを言い切るのは困難であるという側面もあることから反対をとる立場。読売新聞一面より(8/7)

今日のキラーフレーズ

国連決議で日本は反対票を投じたよね。

政治ガチ勢そうだな度 ★★★ / 賢そう度 ★★☆

解説/2016年に行われた国連決議で核兵器禁止条約を巡り、日本やアメリカは反対票を投じた。決議は「核兵器を禁止し、完全廃絶につながるような法的拘束力のある措置」を交渉するために「国連の会議を2017年に招集するよう決定する」とし、すべての国連加盟国に参加を促している。

 

 

「都民ファーストの会」の国政版ができる話。

小池百合子都知事の愛弟子である若狭勝衆院議員は、政治団体「日本ファーストの会」を立ち上げた。若狭氏は「有権者は自民でも民進でもない政党の存在を求めている」と語った。参加が見込まれる現職の国会議員についても、「(政党となるのに必要な)5人以上はいる」と述べていた。

都議会選挙で自民党と大きく差を広げた「都民ファーストの会」代表を務める小池百合子氏が国政に向けて動き始めた。小池百合子氏の愛弟子である若狭氏が「日本ファーストの会」の設立を表明したことを受けて安倍首相は来年までに控える解散総選挙の日程を早める可能性がある。

今年の4月に民進党を離党した長島明久元防衛副大臣をはじめ、先日離党を表明した細野豪志元環境大臣。若狭氏らとの連携を模索しているとの見方もある。

加計学園問題や都議選の結果を受けて、支持率の低迷に悩む安倍首相。来年の12月までに解散総選挙をしなければならない首相は、「いつ」解散に持ち込むのか注目されている。国民に人気のある小池氏が台頭すると、厳しい戦いを強いられる可能性がある。

今日のキラーフレーズ

七武海が結束して、世界政府に挑むみたいだ。

政治ガチ勢そうだな度 ★★★ / 賢そう度 ★★☆

説/小池都知事グループのみならず、国民に人気の高い細野豪志議員たちが結束することは、かなりパワーを持った新政党が実現する可能性がある。加えて、人気番組「橋下×羽鳥の番組」が9月で終了するとのニュースも。総選挙が10月に行われることを踏まえると、橋下氏がその新政党に合流するという可能性も?もしかすると「一強」と言われる自民党に対抗できるパワーのある政治家たちによる新政党が、できあがるかもしれない。

「都民ファースト」の国政版!?
永田町を揺るがす「日本ファーストの会」とは?

その名も、日本ファーストの会

低迷する支持率…
足並み乱れる野党たち…
都議選で吹き荒れた新党旋風…

内閣改造という切り札を使った安倍政権。しかし、その裏で立ち上がっていた新党があった。

その名も、「日本ファーストの会」

大物たちを巻き込んだ、野望渦巻く新章が始まる!?

小池百合子都知事の愛弟子である若狭勝衆院議員は、政治団体「日本ファーストの会」を立ち上げた。若狭氏は「有権者は自民でも民進でもない政党の存在を求めている」と語った。

参加が見込まれる現職の国会議員についても、「(政党となるのに必要な)5人以上はいる」と述べていた。

都議会選挙で自民党と大きく差を広げた「都民ファーストの会」代表を務める小池百合子氏が国政に向けて動き始めた。

小池百合子氏の愛弟子である若狭氏が「日本ファーストの会」の設立を表明したことを受けて安倍首相は来年までに控える解散総選挙の日程を早める可能性がある。

今年の4月に民進党を離党した長島明久元防衛副大臣をはじめ、先日離党を表明した細野豪志元環境大臣。若狭氏らとの連携を模索しているとの見方もある。

加計学園問題や都議選の結果を受けて、支持率の低迷に悩む安倍首相。

来年の12月までに解散総選挙をしなければならない首相は、「いつ」解散に持ち込むのか注目されている。

国民に人気のある小池氏が台頭すると、厳しい戦いを強いられる可能性がある。

テレビ朝日の人気政治バラエティ「橋下×羽鳥の番組」が9月に終了する。

政界再進出が取りざたされる橋下氏だが、今後の動きはいかに・・・!?

話題になった内閣改造!その目的は!?

第三次安倍改造内閣とは?

 

ご存知の通り安倍首相は8月3日、内閣改造と自民党役員人事を行い、第3次安倍再々改造内閣が発足しました。

内閣改造とはとてもわかり易く言えば、日本政府のスタメンが変わることです。

内閣支持率が急落する中で行われた今回の内閣改造。「新しさ」を打ち出してマイナスイメージ払拭に繋げたい思いと「安定」を優先しリスクを回避したい思いが交錯し、前日の深夜まで決まらないほど難しい人事だったようです。

結果として、安倍首相から距離を置く政治家を起用しつつも、13人が閣僚経験者という実力派を並べた、経験重視の手堅い布陣となりました。支持率を下げないことを主眼に置いた人選といえるでしょう。

注目の閣僚1:野田聖子総務大臣

総務大臣に抜擢されたのは、自民党の元総務会長で、無派閥の野田聖子氏。野田氏は、女性活躍も担当します。

野田氏は26歳の若さで県議になり、1998年に当時の閣僚史上最年少の37歳で郵政大臣に抜擢されるなど、早くから「初の女性」として永田町で期待を集めてきました。

野田氏は、一昨年の自民党総裁選に安倍首相の対立候補として立候補を模索するなど政権と距離を置いてきました。今回も「次の総裁選にも出馬する」と明言し、首相との対決姿勢を隠しません。

首相としては、そんな野田氏を閣僚に起用することで挙党態勢の構築につなげるとともに、政権が掲げる「女性の活躍」を推進する姿勢をアピールする狙いもあるものと見られます。

注目の閣僚2:河野太郎外務大臣

外務大臣に抜擢されたのは、元行政改革大臣の河野太郎氏。今回の内閣改造では一番のサプライズ人事だと言われている人です。

脱原発を訴えるなど党内で異端児扱いを受けることも多いため、安倍首相とは距離を置いていました。そんな河野氏を入閣させた理由に安倍首相は「これから中韓との関係がますます大切になるから。」と漏らしたようです。

父の洋平氏は、慰安婦の強制連行に日本軍が関与していた事実を認め、日本政府として謝罪した「河野談話」で知られており、河野太郎氏自身もその関連から東アジアで知名度があります。

そして河野氏はアメリカの超名門ジョージタウン大学を卒業した、永田町きっての英語通。それらがすべて相まって、河野氏の外務大臣抜擢に繋がったようです。

注目の閣僚3:茂木敏充 経済再生担当大臣(人づくり革命)

今回注目したい人事は、新たに経済再生担当大臣に就任した茂木敏充氏です。また茂木氏は、安倍首相が重視する人づくり革命も担当することになりました。

茂木さんは経済・金融・外交など幅広い分野の政策通として知られています。それもそのはず、茂木氏はどんな就活生も舌を巻くスーパーエリート!
東大経済→丸紅→読売新聞→ハーバード大学院→マッキンゼー→衆議院議員という、マンガから出てきたようなスペックです。

選挙実務にも詳しく、安倍首相の信頼も厚い茂木氏。第2次安倍政権以降、経済産業相や選挙対策委員長、政調会長など常に重要ポストに就いてきたのはその証しです。

そして茂木氏は、今回の内閣改造で打ち出された新たな看板政策「人づくり革命」の担当大臣も兼務します。しかし「人づくり革命」では幼児教育や高等教育の無償化、社会人の学び直しなどを推進すると発表されていますが、まだ具体化はされていません。

 

おまけ:岸田文雄政調会長

長らく安倍首相の下で外務大臣を務め、ポスト安倍(安倍首相の後任)の筆頭候補として知られる岸田文雄氏は、自民党の政調会長に就任しました。

政調会長とは「政務調査会長」の略です。

政務調査会とは党の政策に関する調査研究や各種政策立案を行うための組織で、様々な政策を取りまとめて党全体の政策に仕上げていく役割を担っています。

政調会長はそこの長ですから、党の政策のかじ取りを行う非常に重要なポストです。自民党において政調会長は、幹事長、総務会長と並んで、党三役と呼ばれています。

今回のポストは岸田氏の強い要望によるものだそうで、いずれ近いうちに総理になるための「経験づくり」ではないかとみられています。

今回の内閣改造、一言でいうと・・・?

今回の内閣改造は要するに

「いろいろやらかしてしまったので、次は実力や経験ある人で固めます!」といった感じです。

内閣というのは、文字通りの「日本代表のスタメン」。これからも気を引き締めて頑張ってもらいたいですね。

 

Let’s Go 2016.

2016年は、皆さんにとってどのような一年でしたでしょうか。

筆者は、今年の4月から東京に上京したのですが、渋谷駅内を駅員さん2016年は、皆さんにとってどのような一年でしたでしょうか。筆者は、今年の4月から東京に上京したのですが、渋谷駅内を駅員さんなしで動けるようになりました…!

そんな話は置いておいて…。2016年、いろんなことが起きましたよね。政治ネタから芸能ネタまで。思い起こせばいろんなことが頭の中に浮かんできます。「ゲス」、「不倫」、「不正」、「逮捕」、「解散」とツラツラと頭の中に出てくるこのネガティブワードたち。たしかに、例年に比べて「暗い」ニュースが多いようにも感じる2016年でしたが、たくさんの「明るい」ニュースもあります。しかし、それがどこで何が起きたのか、あまりイメージできていないのではないしょうか…。

というわけで。今回は、ニュースや新聞の一面を飾った「あの出来事」が起きた「あの場所」を巡る企画。題して「2016年、政治が動いたあの場所へ行く」です。

伊勢志摩サミット

5月26・27日に世界中の「政治オールスター」が集った会議がありました。主要7カ国(G7)の首脳が集まった会議、伊勢志摩サミットです。このサミットは、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダで順番に毎年開催しています。日本がサミットを開くのは、2008年の北海道洞爺湖サミット以来8年ぶり。1975年にカナダがいないG6で始まり、76年にG7になりました。98年にロシアが加わりG8なりましたが、クリミア編入問題で批判を受け、2014年3月にロシアを除くG7に戻りました。ちなみに、開催された三重県志摩市は志摩スペイン村で有名ですが、スペインはサミットに参加していません(ここ重要)

サミットでは、国際社会が直面するいろんな地球規模の課題について、首脳は一つのテーブルを囲みながら、意見交換をすることでみんなが納得する答えを生み出し、物事を決定します。首脳は、日本:安倍総理(議長)、米国:オバマ大統領、フランス:オランド大統領、ドイツ:メルケル首相、英国:キャメロン首相、イタリア:レンツィ首相、カナダ:トルドー首相、EU:トゥスク欧州理事会議長及びユンカー欧州委員会委員長です。そうそうたるメンバーですね。これだけのオールスターが揃うというのは、野球界でいうとメジャーリーガーのベストナインが東京ドームに集まる、そんなイメージでしょうか。

http://www.asahi.com/sp/

http://www.g7ise-shimasummit.go.jp/summit/qaa.htm

 

オバマ 広島訪問

5月27日、アメリカ政治の歴史を動かす出来事がありました。オバマさんが現職のアメリカ大統領として初めて、広島の平和記念館を訪問しました。修学旅行や社会見学で広島の平和記念館は関西にお住いの方は行ったことがあるのではないしょうか。あの場所にオバマさんも行った、というお話です。

ホワイトハウスによると、オバマさんは「核兵器なき世界の平和・安全保障を求める継続的コミットメントを求める」ため広島をご訪問。この出来事は海外のメディアにも大きく取りあげられました。アメリカ大手メディアのCNNは「広島訪問は歴史的」、イギリス大手メディアのBBCは「永遠の誇りとなる」と評価しました。なぜオバマさんの訪問がこれほどのニュースになったのでしょう。

実はアメリカでは、原爆投下は早く戦争を終わらすために必要な手段だったとする意見が根強くあります。そのため、アメリカとしては原爆投下に対して謝罪を表明するつもりがないのが通説。しかし広島訪問は暗黙の謝罪、あるいは、核の恐ろしさの認識を示すこととなります。だからこそ「オバマさんの広島訪問」は大きく取り上げられました。広島訪問を終えたオバマさんは帰りの飛行機の中で「広島に来て良かった、移動する際にも多くの市民が沿道で見送ってくれたことに感動した」と言ったそうです。ちなみに、オバマさんが折った鶴の折り紙は、平和記念館に所蔵されていますので、ぜひぜひ足を運んだ際は見てみてください。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/sp/400/246922.html

演説全文

http://www.jiji.com/sp/v4?id=obama-hiroshima0001

論点

https://matome.naver.jp/m/odai/2146294656037496001

 

イギリスEU離脱

6月23日、世界中の政治大好き芸人の度肝を抜かれる出来事がありました。イギリスのEUの離脱が決まった国民投票です。世界中の誰もが予想だにしなかった「結果」を受けて、世界中が驚いたこの投票。この投票で何が問題とされ、そして何が世界を「驚かせた」のか、見てみましょう。

とってもとってもざっくり言うと、イギリス人は「これ以上難民を受け入れたくない!」と主張。だから国民の意見を聞いて受け入れるか否か、決を採ったのです。(繰り返しますが、とってもとってもざっくり言ってます…!)

そもそもヨーロッパでは、ほとんどの国において、シリアやイラク、北アフリカからたくさん難民を受け入れてきました。UNHCR JAPANの定義によると、難民は政治的な迫害のほか、武力紛争や人権侵害などを逃れるために国境を越えて他国に庇護を求めた人たちを指します。ざっくり言うと、自分の命、権利を守るためにほかの国へ逃げなければならなくなった人たちのことです。難民にとってイギリスは超人気の「逃亡先」。なぜならイギリスは難民にたくさんの社会的な支援を与えてくれるからなんです。例えば、生きるために必要最低限のお金を与えたり、無料で医療施設を利用できたり、住居が与えられます。みんな「イギリス最高!!」と言うわけですね。

しかしこんなにも好都合だからこそイギリスは移民・難民を受け入れたくなかったそうです。なぜなら難民のへの支援を良くすれば良くするほど、国民の税負担が重くなるからです。基本的に、難民の衣食住の費用は、国の税金から用いられます。その税金は当然、国民が納めたもの。財政が弱っている中、自国の財政もままならない状態で、難民の受け入れ費用になってしまいます。イギリス国民が不満を持つのも当然です。

なにが世界を驚かせたのか

「僕の一票が影響してしまうなんて思わなかったんです。残留するもんだって思ってたから」

これはインタビューを受けた投票者の一人、アダムさんの言葉。彼は「自分は離脱に入れたけれど、まさかこうなるとは思わなかった。残留だとばかり思っていたので、自分の票は結果に関係ないだろうと思った」と話ました。BBCで放送された、アダムさんのこの発言は世界中に行き渡ることになりました。みんなが「ありえない」と思っていることが「ありえる」この世界。僕らの「一票」でも社会を変えてしまうかもしれませんね。

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豊洲

豊洲市場の盛り土は一体何が問題点なのか?

東京都が抱えていた、とってもとっても大きな問題のお話。

前東京都知事の舛添さんに代わって、新しく小池百合子さんが都知事に選ばれました。就任後間もない東京都には、それはそれは大きな穴がありました。

というのも、卸売市場である築地は、老朽化や衛生管理が難しくなったなどの理由で豊洲に移そうという動きがありました。いざ東京都築地市場の移転先、豊洲市場を調べてみると、地下に盛り土がされていなく、そこに空洞があったのです。

そもそも盛り土とは、汚くなった土壌の対策としての工事方法なのですね。もともと豊洲市場は、東京ガスの土地でガスの貯蔵タンクなどがあり、その下の土壌は汚染されていたのです。それが発覚してからは、朝から晩までニュースを飾るのは「豊洲 盛り土なし」でした。ニュースや新聞を見てみると、「盛り土がない」ことが問題として取り上げられていますが、一番の問題は「盛り土するする詐欺」をしたことなのです。つまり、「盛り土やる!」って言ったのに、「やってなかった」ことが本当の問題。さらに小池さんは、誰が決定を下したのかわからないと言っています。

富山市議会

まず富山市議の不正と聞いて、ふむふむと思った方は、かなり今年の政治を見てこられた方だと思います。でも実は、ヤフーやLINEニュースになるくらいの「大事件」が富山市で起きたのです。

実は、富山市では11月、市の政治家がウソをついてお金(税金)をもらっていたのが発覚しました。しかもそれが組織ぐるみの犯行で、12人も悪事を働いたために政治家を辞めたという、そんな事件が起こりました。

そして、彼ら12人はどんなウソをついていたかというと、「政務活動費」と呼ばれる政治家が活動するときに係る事務的な費用(ボールペンとかプリンタ―代とか事務所の家賃など)を必要以上に請求し、実際にかかった分以上の「余分なお金」を自分のポッケに入れていたのです。政務活動費は税金から支払われているため、ウソをついて税金を使い込んだ議員さんたちが悪いことをした責任をとることになってしまったのです。ちなみに、昨年号泣会見で有名になった議員さんは、ウソをついてこの政務活動費をもらっていたことで政治家を辞めています。彼が12人も居たのかと思うと富山市議会…恐ろしいです。

この政務活動費、身近なところで例えてみると、学校での部費に相当します。部活するときに学校から少しお金の補助が出ることは皆さんもご存じの事と思います。そのお金でサッカーのゴール買ったり、コーン買ったり、はたまた部室の電気代等を払っていますよね。そういった部活動をしていくうえでどうしてもかかってしまう必要なお金(経費)の政治家版が政務活動費なのです。でもこの政務活動費、「めっちゃ金かかってるから、くれっ!」って嘘つくのってありえないですよね。例えるならば、母親に1000円もらっておつかいに行き、払ったお金の額をちょろまかして自分でいくらかせしめちゃうことと同じことです。

ということで市民の怒りを買い、悪いことした市議は辞めさせられることになっちゃんたんですね。当然の帰結です。

 

アメリカ

11月8日に行われたアメリカ大統領選挙。全世界の予想を裏切って、共和党のドナルド・トランプ氏が勝利。政治家経験のないスーパー実業家(日本で言えば、孫正義さんの口が悪くなったようなイメージでしょうか)が次のアメリカ大統領に選ばれることになりました。

日本も含め、どの海外のメディアを見ても、そのほとんどが「ヒラリー・クリントンの勝利」としていましたが、その予測は大外れ。ブレグジットと同様、「ありえない」とされていることが現実として「ありえる」こととなりました。

ドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏に勝利した夜。なんと、「トランプ」と検索した人は7月のピーク時に「参院選」と検索した人の5倍に上りました。これはすなわち、トランプのことを知りたい!と思っている人が参院選について知りたい!と思っている人の5倍いるということ…。海の向こうの国のリーダーを決める選挙への関心が、日本の国会議員を決める選挙よりも多い…。

そんな政治を最高のエンターテインメントに仕立て上げたトランプ次期大統領。来年1月20日に大統領に就任するトランプさんですが、移民問題やTPP、日本の安全保障がどのようになるのか目を離せません。

 

 

まとめ

バババっと、2016年を振り返ってみました。この記事では、それぞれの概要しか触れませんでしたが、何となく「あー、こんなんあったなぁ」とイメージいただければ幸いです。

ぼくたち「ぽてと」はこれからも政治のネタをおもしろく、そしてわかりやすくみなさんにお届けします。2016年、ありがとうございました。そして2017年もよろしくお願いいたします。

http://www.unhcr.or.jp/html/ref-unhcr/refugee/v